夏のお仕事 - 2013.08.15 Thu
毎日猛暑が続いていますが、この時期ならではの仕事をやっています。
真夏の一般家庭調律はお盆の時期を挟むので、少なくなっていきます。
その代わりというわけではありませんが、使わない時期ならではの修理が多くなっています。
先日ヤマハG2の修理したピアノの納品がありました。

磨きをしっかりして、これから使うための修理を施して、準備万端に納品の時が来たのですが、不覚にも窓枠がピアノの幅ギリギリだったのです。
そこから運送屋さんのいろんな経験の引き出しから選んだのは、出っ張っているところを全て無くした状態、つまり梱包材、屋根、全てを取り除いた状態で逆さに吊って入れるという方法でした。
倍の時間がかかりましたが、無事搬入が終わり、お客様も念願のグランドピアノを引くことができるということで、大変喜ばれました。

F様のスタインウェイのアップライトの鉛調整の修理です。

購入時にタッチを重くしたほうが良いとの先生の指示で、鍵盤奥に鉛を入れています。
年数が経って、考えも変わり、やはりオリジナルの正規の重さで弾きたいということで、その鉛を抜いて埋木をしました。
鍵盤の上がるスピード、アップリフトが気持ち遅くなりましたが、下がる重さがきれいになりました。
ベヒシュタイン トロピカル
ハンマーの交換です。


重厚感のある音色になりました。
この響きも次回聴いていただけると思います。
シードマイヤー
今度の「時代を語るピアノの響き」コンサートに展示予定の1935年製のアップライトピアノの修理中です。

響板の塗料の塗替えです。
きれいにして、再塗装して、鉄骨も塗りなおして、弦を張っていく予定です。

暑い夏はまだ続きそうで、その中、修理ピアノもどんどん仕上げていきます。
真夏の一般家庭調律はお盆の時期を挟むので、少なくなっていきます。
その代わりというわけではありませんが、使わない時期ならではの修理が多くなっています。
先日ヤマハG2の修理したピアノの納品がありました。

磨きをしっかりして、これから使うための修理を施して、準備万端に納品の時が来たのですが、不覚にも窓枠がピアノの幅ギリギリだったのです。
そこから運送屋さんのいろんな経験の引き出しから選んだのは、出っ張っているところを全て無くした状態、つまり梱包材、屋根、全てを取り除いた状態で逆さに吊って入れるという方法でした。
倍の時間がかかりましたが、無事搬入が終わり、お客様も念願のグランドピアノを引くことができるということで、大変喜ばれました。

F様のスタインウェイのアップライトの鉛調整の修理です。

購入時にタッチを重くしたほうが良いとの先生の指示で、鍵盤奥に鉛を入れています。
年数が経って、考えも変わり、やはりオリジナルの正規の重さで弾きたいということで、その鉛を抜いて埋木をしました。
鍵盤の上がるスピード、アップリフトが気持ち遅くなりましたが、下がる重さがきれいになりました。
ベヒシュタイン トロピカル
ハンマーの交換です。


重厚感のある音色になりました。
この響きも次回聴いていただけると思います。
シードマイヤー
今度の「時代を語るピアノの響き」コンサートに展示予定の1935年製のアップライトピアノの修理中です。

響板の塗料の塗替えです。
きれいにして、再塗装して、鉄骨も塗りなおして、弦を張っていく予定です。

暑い夏はまだ続きそうで、その中、修理ピアノもどんどん仕上げていきます。
● COMMENT ●
搬入!
Re: 搬入!
うさま
暑さより、雨、台風のほうが天敵ですね。
今、いろんな楽器がひしめいている工房になっています。どうぞお楽しみに!
暑さより、雨、台風のほうが天敵ですね。
今、いろんな楽器がひしめいている工房になっています。どうぞお楽しみに!
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シードマイヤーって、ちょっと調べましたが大層な楽器なんですね。また見に行きます。