「時代を語るピアノの響き ピアノの紹介タローネ」 - 2013.09.13 Fri
いよいよ秋の工房企画「時代を語るピアノの響きコンサート」まで、あと3日となりました。今、すべてのピアノの最終調整を行っています。
さて、今回のコンサートでは、ピアノ工房、茶論にあるピアノの他に、社長室・夢工房にある歌枕所有の幻のピアノ タローネを特別にご紹介します。

タローネピアノ(TALLONE)は、ピアニスト ミケランジェリの専属調律師であったイタリア人のピアノ技術者タローネが、自分の求める音を追求し自ら制作したピアノです。タローネが、生きている間に作られたのが500台も無いと思われ、本家本元のイタリアでもなかなか出会うことができない楽器で、幻のピアノとも言われています。
歌枕が所有のタローネピアノは、私がイタリア時代に一緒に仕事をしていた仲間、アメリカ人のトーマス・グッドマン氏が紹介してくれ輸入し、新生した物です。

タローネピアノの最大の特徴は、響板のふちが削られていて薄くなって、中心に向かって圧力がかかるようになっています。
響きがより増幅しています。
そして鉄骨の上に乗っている真鍮製の独立アリコートブリッジで、次高音、高音で真鍮の厚みが違います。
一音一音独立していることで、求める倍音の調整が可能です。
また、一音につき3本の弦が通常張られていて、それが隣の音に干渉しない方法を採用しています。
またこの位置が微妙でで、通常きれいな音階になっているのが、そうではない宇宙的な音階になっていて、計算ができない魅力を持つピアノです。
そして現在、歌枕がコンサートやCDのための録音にも、タローネを使用しています。
通常は、社長室にはお入りいただけないところで、またほとんどの方は立って聴いていただく形になりますが、歌枕による幻の名器タローネの演奏を体感していただけると思います。
さて、今回のコンサートでは、ピアノ工房、茶論にあるピアノの他に、社長室・夢工房にある歌枕所有の幻のピアノ タローネを特別にご紹介します。

タローネピアノ(TALLONE)は、ピアニスト ミケランジェリの専属調律師であったイタリア人のピアノ技術者タローネが、自分の求める音を追求し自ら制作したピアノです。タローネが、生きている間に作られたのが500台も無いと思われ、本家本元のイタリアでもなかなか出会うことができない楽器で、幻のピアノとも言われています。
歌枕が所有のタローネピアノは、私がイタリア時代に一緒に仕事をしていた仲間、アメリカ人のトーマス・グッドマン氏が紹介してくれ輸入し、新生した物です。

タローネピアノの最大の特徴は、響板のふちが削られていて薄くなって、中心に向かって圧力がかかるようになっています。
響きがより増幅しています。
そして鉄骨の上に乗っている真鍮製の独立アリコートブリッジで、次高音、高音で真鍮の厚みが違います。
一音一音独立していることで、求める倍音の調整が可能です。
また、一音につき3本の弦が通常張られていて、それが隣の音に干渉しない方法を採用しています。
またこの位置が微妙でで、通常きれいな音階になっているのが、そうではない宇宙的な音階になっていて、計算ができない魅力を持つピアノです。
そして現在、歌枕がコンサートやCDのための録音にも、タローネを使用しています。
通常は、社長室にはお入りいただけないところで、またほとんどの方は立って聴いていただく形になりますが、歌枕による幻の名器タローネの演奏を体感していただけると思います。
● COMMENT ●
あああ
おお!
タローネさんの音は、時々、夢考房の外に響いていましたね。
宇宙的な音階、楽しみです!
宇宙的な音階、楽しみです!
Re: おお!
うさま
宇宙的な音階ではなく、倍音です。規則正しくない倍音です。余韻を楽しんで下さい。
宇宙的な音階ではなく、倍音です。規則正しくない倍音です。余韻を楽しんで下さい。
Re: あああ
中島様
残念。次回をお楽しみに!
残念。次回をお楽しみに!
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次回是非。次回。