凄いピアノ ベヒシュタインS型 - 2013.10.10 Thu
うたまくらピアノ工房に入ってきた、BECHSTEIN S。

なんとサイズは140cm。
このクラスのピアノは超小型ベビーグランドになります。
アップライトのサイズでは弦長や響板の大きさなどでは100cmクラスの小型のものと同じでしょうか。
でも一度鳴らした音を聴いてみると、この小ささをまったく感じさせないのです。
「あっやっぱりベヒシュタイン!」と思いました。
音色の甘さ、タッチの軽快さ、弦長が短い低音とのバランスの良さが驚きでした。
やはり材料を吟味して作っていた黄金時代のピアノ、我が家に欲しいと思ったくらいです。
ベヒシュタインS型

これはある一時期にだけ製造されていました。
このピアノは1930年製になりますが、当時人気のサイズだったそうです。
エラールもこのサイズを作っていたそうで、そういえばヤマハも120cm(ミュゼット)というグランドを作っていました。
当時のベヒシュタインは全世界に輸出していたので、ロンドンにも工場があり、このピアノはそのロンドン製になります。
かなり貴重な存在でしょうか。
ピアノを小さくするというのは技術が必要です。
ピアノにとって一番の理想のサイズは180cmで、一番作りやすいサイズでもあります。
それ以上の大きさ、それ以下の大きさのピアノを作ろうとすると、それだけどこかに負担がかかり、補うための技術が必要になります。
小さくてもそれを感じさせない響きを作る、これが当時のベヒシュタインの最高の技術なのではないでしょうか。

どうぞ一度弾きにお越しください。

なんとサイズは140cm。
このクラスのピアノは超小型ベビーグランドになります。
アップライトのサイズでは弦長や響板の大きさなどでは100cmクラスの小型のものと同じでしょうか。
でも一度鳴らした音を聴いてみると、この小ささをまったく感じさせないのです。
「あっやっぱりベヒシュタイン!」と思いました。
音色の甘さ、タッチの軽快さ、弦長が短い低音とのバランスの良さが驚きでした。
やはり材料を吟味して作っていた黄金時代のピアノ、我が家に欲しいと思ったくらいです。
ベヒシュタインS型

これはある一時期にだけ製造されていました。
このピアノは1930年製になりますが、当時人気のサイズだったそうです。
エラールもこのサイズを作っていたそうで、そういえばヤマハも120cm(ミュゼット)というグランドを作っていました。
当時のベヒシュタインは全世界に輸出していたので、ロンドンにも工場があり、このピアノはそのロンドン製になります。
かなり貴重な存在でしょうか。
ピアノを小さくするというのは技術が必要です。
ピアノにとって一番の理想のサイズは180cmで、一番作りやすいサイズでもあります。
それ以上の大きさ、それ以下の大きさのピアノを作ろうとすると、それだけどこかに負担がかかり、補うための技術が必要になります。
小さくてもそれを感じさせない響きを作る、これが当時のベヒシュタインの最高の技術なのではないでしょうか。

どうぞ一度弾きにお越しください。
● COMMENT ●
出会いの予感!
Re: 出会いの予感!
うさま
触りに来る第1号ですよ。本当に出会いの予感があります。良い出会いになるようまとめておかなくては。
触りに来る第1号ですよ。本当に出会いの予感があります。良い出会いになるようまとめておかなくては。
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アップライトを探しに来た著者が、工房の技術者に薦められてベビーグランドを買ってしまう話。
うたまくらでも、そういう出会いが予感されます。
響板にあるロゴが、ベヒシュタインっぽくないですね。おフランスのピアノみたい。
明日、触りにいきますよ!