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衝撃音 - 2015.02.04 Wed

歌枕の取り組みの中で、和歌劇制作がありその中で作曲、音源作成録音という作業がこの時期になっています。

使われる楽器は一般的にはそういうところではほとんど使わないものばかりのクラヴィコード、フォルテピアノなどです。

繊細な楽器で温度湿度変化に敏感なので管理が大変です。

録音する時には必ず調律をします。

しかし、最近その調律以外で雑音、衝撃音が発生して録音が度々中断することが多くなってきました。

メカニックを伴う楽器なので、ある程度の音はするものです。

普段弾いている状態では気にならなかったものが、響板に貼り付けてあるマイクから撮った音源には鮮明に残っています。






原因追求をおこなっていくと鍵盤関係のガタ、つまりクロス関係の消耗、衝撃音を吸収すクッション代わりのクロス類の硬化でした。

ピアノと違い、ピンが細く隙間が狭くかなり細かいところの交換です。

まっすぐな鍵盤はありません。
奥に向かって角度が付いていて、その角度がある方向に傾くために、倒れた所にあるクロスの磨耗が激しくなって、下の木部とピンが当たってしまいます。

コツコツ、カタカタという音が聞こえてきます。
ある程度の音は自然なのですが、度を超えると雑音になってしまいます。

これから何年も経って消耗したクロスの交換修理を行っていきます。

その模様は簡単ですがFacebookにアップしていきますので是非ご覧ください。



そして出来上がった音源で作られた和歌劇もご覧ください。

● COMMENT ●

雑音

なるほど、なるほど。響板に直接取り付けたmicと言うのは、聴診器で診断しているようなものかも。ピアノの点検にも活かせたりして(素人考え)。

Re: 雑音

うさま それが、人間の耳で聞こえにくい音まで拾ってしまうので、やっかいです。しかし、音源を出すスピーカーが響板になったという意味で斬新な音ですね。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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