YAMAHA C3Bオーバーホール Vol.2 - 2015.09.16 Wed
アクションの作業です。

まず修理に肝心な部品としてハンマーヘッドがあります。
これはピアノの音色を決めるもので、元のピアノの音色からどのようにするかの想定し選定します。
今回はRennerのハンマーを使用します。
穴を空けるための準備として、オリジナルのハンマーの取り付け角度を参考にします。
全くのオリジナルに戻すというより、それをより細かく本体に合わせるための角度調整を行い、穴あけを施します。
ピアノは弦が張られている方向が音域で違います。
中音は一音ずつ末広がりに張ってあり、中音以降は真っ直ぐに張られています。
これらの角度を測り、ハンマーの弦に対する角度として反映させます。

ハンマーが下に向かって徐々に細くなるように削ります。

打弦した後にハンマーが元の一に戻ります。
皮の部品にキャッチされるときに、その感触がしっかりしたものかどうか、どこか接触していないか、スムーズなタッチになるかを考えアールを作ります。

右:完成したハンマー
左:加工前

全体の、そぎ、アール付け、穴あけが終わり、これからハンマーの接着です。
どういう音色になるか楽しみです。

まず修理に肝心な部品としてハンマーヘッドがあります。
これはピアノの音色を決めるもので、元のピアノの音色からどのようにするかの想定し選定します。
今回はRennerのハンマーを使用します。
穴を空けるための準備として、オリジナルのハンマーの取り付け角度を参考にします。
全くのオリジナルに戻すというより、それをより細かく本体に合わせるための角度調整を行い、穴あけを施します。
ピアノは弦が張られている方向が音域で違います。
中音は一音ずつ末広がりに張ってあり、中音以降は真っ直ぐに張られています。
これらの角度を測り、ハンマーの弦に対する角度として反映させます。

ハンマーが下に向かって徐々に細くなるように削ります。

打弦した後にハンマーが元の一に戻ります。
皮の部品にキャッチされるときに、その感触がしっかりしたものかどうか、どこか接触していないか、スムーズなタッチになるかを考えアールを作ります。

右:完成したハンマー
左:加工前

全体の、そぎ、アール付け、穴あけが終わり、これからハンマーの接着です。
どういう音色になるか楽しみです。
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