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時代を語るピアノの響きコンサート、うたまくらピアノ工房セミナー終わりました。レポート - 2015.12.01 Tue

先日、時代を語るピアノの響きコンサート、うたまくらピアノ工房セミナーが無事終了しました。
簡単ではありますがレポートです。


東京、愛知などから、また親子でお越しいただいた方々もいて、うたまくらのピアノを堪能していただきました。
毎回それぞれのピアノに合った選曲を歌枕が行うのですが、生き物であるピアノに今のこの時に一番合うものを選んで、直に体感した話を交え二度と同じものは聴けないというコンサートでした。









ヨーロッパ公演で周った時に出会ったハンガリーのジプシーワルツなど、その土地で味わった感覚をそのまま表現できるのは、まさに歌枕ワールドでした。
それぞれの生きたピアノが奏でてくれました。



セミナーでは全く同じ条件で検証するということの限界がある中、接着剤の違いによる打撃音の違い、作業時などの特性を体感していただきました。
親子でお越しの方、ピアノの講師の方、ピアノ愛好家の方、なんといってもピアノが好きな方々にお集まりいただき、盛り上がりました。


ピアノは弦が叩かれて鳴る時に、衝撃音も鳴ります。
人の脳はそれを自然と聞かないように働いているので、気にすることはあまり無いのですが、その音が揃っているかいないか、品のある音かどうかでピアノのトータルの音色の質が変わります。



ピアノの接着剤は日々進化していて、今の時代に適したものが数多く出回っています。
しかし、一流メーカーが未だに肝心な箇所をニカワで接着しているという意味があります。
弾き手に最高な音作りの場を提供するために、修理のクオリティーを上げてお届けしていきます。

ピアノの本質を知るためのセミナーをこれからも取り組んでいきます。
そして、うたまくらピアノ工房ではこういう修理の施されたピアノが並んでいます。
次のご縁を待っています。

次回は2016年3月21日、22日です。

● COMMENT ●

縁を感じます。

うたまくらに集う人、そしてピアノも縁あってここに集っているというのを、再確認させて頂きました。うたまくらの催しに参加される方々は、ハイレベルな方ばかりで、毎回勉強させて頂いてます。次回の、ピアノ、参加される方との縁を楽しみにしています。

ありがとうございました

女の子連れで参加した者です。今回はコアな話題ながら、ためになりました。
タイトボンドはニカワ入りで硬いから問題ないとの宣伝を信じていましたが、爪を立てれば衝撃のやわらかさでした。シャンクの音程というものを初めて聴きましたが、あんなに堅木で、音程のある澄んだ響きとは予想外でした。これでは、たとえ楽音に影響が無かったとしても、ニカワを使わないと楽音と同時に鳴っているアクションの固体伝播音には大きく影響し、タッチにも差が出て来るのではないでしょうか。タッチで楽音も変わりますし。自分のピアノもせっかくの使用極少60数年物のオール膠アクション笑だったのだから、巻き替え等でもっと慎重な修理を頼むべきだったな~と後悔です。

Re: 縁を感じます。

妹尾様 本当にご縁を感じます。これからもどんどんその話を広げられたらと思います。

Re: ありがとうございました

TAKEさま 遠いところを有難うございました。セミナーの内容は私も一度やってみたかった内容だったので、自分でも楽しみました。今回の内容は巷(業界)でも噂されていたと後で知りました。この内容で人が集まるのか?来るとしたらどんな人が来るのか?だそうです。
皆さんのハイクオリティーなご意見に触発されて、いろんな発想が出てきます。
また、機会があればお嬢さんといらしてください。

よろしければボンドはがしてニカワで修理し直しますよ!

大変良く出来ました!

予想以上に興味深いセミナーでした。色々議論百出する領域ですが、論より証拠と、実験を以って決着を付けたように思いました。これだけの準備も大変だったと思います。
あと、オーバーホール中のG5の仕上がり具合が最高でした。
ピアノのケースも全部ニカワで貼り付けたら、また別の音がするかも知れませんね!

Re: 大変良く出来ました!

うさま いつもありがとうございます。また貴重なご意見を参考に次回に向けて準備します。それにしてもやっているこちらも楽しいというのはいいですね。ハラハラドキドキですが。


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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