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YAMAHA G5 1968年製オーバーホール納品完了 - 2015.12.16 Wed

ようやくピアノが出来上がり、無事納品を終えることができました。

U様が学生時代に買ったピアノで、いろんな思い出が詰まっているとのこと。
ピアノの講師をされてからは、このピアノからいっぱい生徒が巣立っていったとのこと。
いまでは孫弟子を教えて「このピアノでお母さんは習ってたのよ。」と話されているそうです。

弾かなくなって何年も経ち、鍵盤蓋を生徒が開けて、「なぜ弾けないの?」
と聞かれるたびにピアノがかわいそうでした、とのこと。

48年前のピアノですが、ポテンシャルがあり表現力は大きく感じ、この当時の音の思いをお聞きして再現することにしました。






工房での音作りは90%に留めて、お部屋に入ってからピアノの位置を決め、響きを確かめて仕上げます。
空間や、置いてあるものが違えば、響きは変わります。

目立たなかった音が聞こえ、ちょうど良い音が大きかったり、荒かったり。
細かな作業と移動後のタッチの変化を調整して、あらためて仕上がりを見ていただきました。

「このピアノと出会ってからのことが走馬灯のように巡って記憶がよみがえりました。音も当時のようにまとめてくださってありがとうございました。今日は本当に忘れられない日となりました。」

これで3台現役で使用できる環境となり、デュオ、トリオの練習ができるよう配置していきます。
次のステージに行くことになりました。

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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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