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「時代を語るピアノの響き」コンサートに 本物を聴く - 2016.03.15 Tue

30年前1980年代にイタリアで仕事をしていた時に、いろんなピアノを触りました。
まだピアノが売れている時代でした。
ピアノの歴史がそのまま詰まった国でもあったので、年代、メーカー、大きさも様々で、基準というものがわかりませんでした。
しかし、今思えば基準はそのピアノが生きていた時代がそうだったのではと感じます。
その時に聴いた音は今でもはっきりと覚えています。


戦前の1900年初頭、欧米でも日本でも素晴らしい材料でピアノを作っていました。
戦後、木の部品から樹脂へと変化していきます。
また木の板も合板へと変わっていきました。
当然音への影響はかなりのものです。
いろんな技術の進化によってピアノの水準を保ってきていますが、音は嘘をつきません。

生の楽器、蓄音機、レコード、CD、そしてポータブルプレーヤーへとどんどん作られた音になってきて、本物の音を知らない時代になっているような気がします。
あらためて本物を聴く、それが時代を語るピアノの響きコンサートです。

日 時
2016年3月21日(月・祝) 10:30~12:30
2016年3月22日(火) 10:30~12:30

会 場:うたまくらピアノ工房、うたまくら茶論

演 奏:歌枕直美

楽器案内人:荒木欣一

会 費(税込)
コンサート:大人¥3240 学生¥2160 小人(小1未満)¥972
ランチ:大人¥1620 学生¥1296 小人(小1未満)¥972


● COMMENT ●

今回は、どんな音色が?

うたまくらピアノ工房には、“本物”が一杯です。個性のぶつかり合いをしているようで、毎回、歌枕さんのお話もとても面白いです。本当に生きて意志を持っているかのようです。今回は、どんなピアノ達の音色をご披露頂けるのでしょうか。

Re: 今回は、どんな音色が?

妹尾様 是非ともお楽しみください。私もどんな音が聴けるか楽しみにしています。

子供二人に本当に良い楽器の音を聴かせられて、大満足でした。私自身が、3~4歳頃に親が弾いていた曲の数々を今でも覚えているので、幼い者でもきっと記憶に残ってくれることと信じています。セミナーは私も好きなマンガ「ピアノのムシ」の解説でもされるのかと大勘違いしてましたので、周りが本当の演奏者の方々ばかりの中に入ってしまい恐縮でした・・勉強になりました。

Re: タイトルなし

TAKEさま
遠いところをお越しいただきありがとうございました。子どもさんもしっかりと聴いてくれているようで嬉しい限りです。またこれに懲りずセミナーもお待ちしています。


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Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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