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ボールドウィンとお芋さん - 2007.11.26 Mon

今日はこのタイトルがピッタリです。
1年ぶりの調律で、ちょっと時期が冬にずれてしまいました。
ちょっと遅くに調律の時期がずれたのが良かったのか、いつもと違う風景が待っていました。
お部屋に案内されると、そこには丸い石油ストーブ。
ポカポカと暖かいお部屋です。

調律を始めると私の後ろにあるストーブの方からなんともいい匂いが、、、
調律どころではありません。
しかも時間は夕方。

イメージ 1


そうなんです、お庭で取れたお芋さんを焼き芋にされていました。

もちろん調律が終わってからごちそうになったのは言うまでもありません。
ホクホクとあ、つ、く、て、は、な、せ、ま、せ、ん、、、

イメージ 2

イメージ 3

N様はまた冬の色んな工夫もされていました。
ピアノと一緒に撮った写真ですが、もう着なくなったセーターをクッションにして、涼しげな藤の椅子がパッと暖かく変わりました。
何とかわいい発想でしょう。


ピアノはアメリカのボールドウィン
ドロップアクションです。
普通のピアノと違って、鍵盤の下にアクションがあるため背が低く、デジタルピアノくらいの大きさしかありません。
でもしっかりと存在を主張しています。
イメージ 4

響板はこのサイズによくある、木目が真横に流れています。
これで結構な音量が出ます。

イメージ 5

そして弦も一工夫、というより王道を行くやり方なのです。
ドイツにいたときにマイスターに教えていただきました。
弦をチューニングピンに正しく巻く巻き方は、弦の端をチューニングピンに多めに差し込み、先が出てしまった部分を巻く方向と反対に折り曲げます。
これが絶対弦がほどけてこない正当な巻き方で、でも今ではこのような巻き方をしているところはどこもありません。
手間と時間がかかることと機械化にむいていなかったのかもしれません。

でも良き時代のものがアメリかで受け継がれていたのですから、驚きです。

来年の調律の約束をして、すっかり暗くなってしまった秋の夕方を帰りました。




ごちそうさまでした!

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Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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