全体張弦 YAMAHA G2 - 2016.10.11 Tue
ピアノ解体ショーで使わせていただいたピアノ、YAMAHA G2の全弦張り替えを行いました。
響板だけになったボディーを叩くと、「ボン。」と詰まった音しかしなかったのが、鉄骨を乗せて、ネジを締め上げ、弦を張り出して、テンションを上げて初めて「ボーン。」と響く音が鳴り出しました。
25年のピアノですが、弦の錆があり、音の伸びが無くなってそろそろ新しい弦に交換となりました。
今回アクションはまだ修理を行わず、弦の張替えのみです。


鉄骨の掃除と弦溝が付いた所をなだらかにする処理。

鉄骨設置。

弦が食い込んだアリコート。良い共鳴が得られません。

弦溝を無くす。

張弦。

巻線。

完成。
ここから何度も調律を行い、音程を安定させていきます。
納品後に1ヶ月後、3ヶ月後とかなり狂うはずのピアノの調律を行います。
解体ショーでチューニングピンの鳴りを見ました。
YAMAHAオリジナルのはコン。
ドイツのものはキーン、と響き渡る音。
いろんなこだわりが少しずつ重なって、最後の肝心な楽器の鳴りになっていくのを目指します。
響板だけになったボディーを叩くと、「ボン。」と詰まった音しかしなかったのが、鉄骨を乗せて、ネジを締め上げ、弦を張り出して、テンションを上げて初めて「ボーン。」と響く音が鳴り出しました。
25年のピアノですが、弦の錆があり、音の伸びが無くなってそろそろ新しい弦に交換となりました。
今回アクションはまだ修理を行わず、弦の張替えのみです。


鉄骨の掃除と弦溝が付いた所をなだらかにする処理。

鉄骨設置。

弦が食い込んだアリコート。良い共鳴が得られません。

弦溝を無くす。

張弦。

巻線。

完成。
ここから何度も調律を行い、音程を安定させていきます。
納品後に1ヶ月後、3ヶ月後とかなり狂うはずのピアノの調律を行います。
解体ショーでチューニングピンの鳴りを見ました。
YAMAHAオリジナルのはコン。
ドイツのものはキーン、と響き渡る音。
いろんなこだわりが少しずつ重なって、最後の肝心な楽器の鳴りになっていくのを目指します。
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