新たなフッペル - 2017.05.09 Tue
今年になってオーバーホールのご依頼をいただいたピアノ、フッペル。
うたまくらピアノ工房で行うのはこれで4台目になります。
フッペルは大変珍しいピアノのひとつですが、今までの作業の蓄積で難しい修理の一つではなくなりました。
ご依頼いただいたT様の義母のもので、昭和初期に大阪で購入されたそうです。
当時習われていた楽譜も見せていただきました。
弦の錆、フェルト類の虫食い、外装の劣化など弾けない状態にあるピアノです。
このような状態はかなり時間がかかるので、1年くらいの時間をかけて直していく予定です。

分解を進めるといろんな当時の作り方が見えてきます。
何を工夫していたか、どういう考えだったか、など発見もあります。
また今ではやっていない技術なども繋がっていきます。

錆錆残す弦を外します。

チューニングピン外し

弦外し。

鉄骨外し
アクションもじっくりと時間をかけて取り組んでいきます。
うたまくらピアノ工房で行うのはこれで4台目になります。
フッペルは大変珍しいピアノのひとつですが、今までの作業の蓄積で難しい修理の一つではなくなりました。
ご依頼いただいたT様の義母のもので、昭和初期に大阪で購入されたそうです。
当時習われていた楽譜も見せていただきました。
弦の錆、フェルト類の虫食い、外装の劣化など弾けない状態にあるピアノです。
このような状態はかなり時間がかかるので、1年くらいの時間をかけて直していく予定です。

分解を進めるといろんな当時の作り方が見えてきます。
何を工夫していたか、どういう考えだったか、など発見もあります。
また今ではやっていない技術なども繋がっていきます。

錆錆残す弦を外します。

チューニングピン外し

弦外し。

鉄骨外し
アクションもじっくりと時間をかけて取り組んでいきます。
● COMMENT ●
またまたフッペル
フッペルがフッペルを呼んで、またまた荒木さんの手に!時代を超えて修理ができるのは、やはり本体の土台の出来、材質がいいからでしょうね。昔のよい楽器を分解するのは、古墳の発掘みたいな発見がありましょう。
Re: またまたフッペル
うさま 希少価値もありますね。今までの積み重ねがどんどん活かされています。
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