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技術者の相棒 - 2017.09.26 Tue

先日まで福井県越前市での音楽祭が終わり、通常の作業に戻りました。

ピアノ調律の仕事はピアノがある所まで行かなければいけません。
その時に必要なのは工具が入っているカバンです。
カバンとの付き合いは仕事の経験年数分あります。
良い仕事をするためには良い道具、カバンが必要です。

20数年前に今使っているカバンと出会いました。
コンパクトで中に入れる工具も洗練されていないと、かさばるだけで入りません。
工具も自作して工夫するようになりました。
13kg以上の道具カバンとなりました。

しかし、20年も経つとカバンの樹脂部品、ヒンジのの割れ、取っ手のぐらつき、合成皮革のベトつきなど限界に近づいてきました。
愛着ある今のカバンを使い続けて行きたいので、同じモデルを探しているとたまたま中古で出ていたのを見つけ購入し、中敷を自分仕様に作り変えることにしました。






樹脂の劣化で綺麗に立ちません。


足の交換。


20年経った合成皮革の中敷はベトつきがひどくなりました。
はがすとボール紙がいっぱい貼られています。

これらを剥がし自分仕様の使い勝手が良いポケットが多い物に作り変える計画を立てました。

昨年からうたまくらピアノ工房に習いに来ているスタッフが、私の革製の工具袋(イタリア製30年選手)を気に入ってくれて、同じものを作りたいと大阪でオーダーメイドしてくれる皮製品製作屋さんを見つけました。
そこで作ってくれたのを見て、これだ!ここに思い通りの物を作ってもらおう!と相談しました。



DIY Plus
https://diyplus.jp












赤の豚皮、黒の牛革の内張。2ヶ月近く出来上がりを待ちました。



中身を剥がし直したり、最終は自分で細工して貼り付けました。


この道30年が経ち、あと20年はこのカバンと付き合っていきたいと思います。

● COMMENT ●

素敵!

素敵ですね。いい色です。荒木さんのオリジナルですね。今度、見せて頂きたいです。

Re: 素敵!

妹尾様 ありがとうございます。良いものを長く使う!ピアノの修理で実践しているので自分の道具でも実践です。

工具鞄は分身です。

私も昔はホームセンターで工具鞄を買ってはすぐに壊れを繰り返し、もっと丈夫な鞄はないものかと悩みました。今はホーザンという工具メーカーの鞄を使用しています。いわゆる「調律」に使う工具は4・5種類だけですが、他にも(恐らく使わないであろう)色んな工具を詰め込むから鞄が重くなって壊れやすいのでしょうね。でも、その中の1つでも工具を入れ忘れていると、不安で仕方なくなります。

Re: 工具鞄は分身です。

べっちさん 工具を入れ忘れた時にはもう!一日不安で仕方ありませんね。そう無いようにずっと昔からフル装備でカバンを持って歩いています。また機会があったらホーザンを見せてくだい!


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Author:arakipiano
32年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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