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基準 - 2018.06.11 Mon

「基準」
これは最近特に感じた感覚です。
YAMAHAとSTEINWAYが隣同士に並んでいるところでの出来事です。
スタインウェイがヤマハとそっくりなタッチ、音色になっているのです。

調律、整調はされていますが、整音は音色の幅が薄くカンカンとうるさく鳴るだけで、自分で作る幅が狭い音です。
しかし、弾き手にピアノの印象をお聞きすると、スタインウェイの良さをわかられている言葉が多く出てこられたので、このピアノの年代の持っている音色を引き出す整音を行うと、この感覚が欲しかった、と言われました。
今まで見られていた調律師はその音のイメージが無かった、基準が違ったのではないかと思います。










きれいに揃っている調整。
なんの問題も無いように見えますが、スタインウェイの良さが全く現れていません。
輝きがあり膨らみのある音色、そして伸びのある音。
スタインウェイは時代時代で音色が違います。

普段いろんな時代の音を聴き、メーカーのいろんな音やタッチを体感できているか。
一つしか知らないとその一つが基準となってしまいます。
技術者に求められること。

それはいろんな音を聴き触り「本物の基準」を作ること。

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Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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