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検証 - 2018.07.18 Wed

7/29のセミナーに向けて検証を行っています。
内容は潤滑剤。


動きの悪くなった部分をどのように修理するかがピアノの寿命を決めます。
技術者によって判断は様々です。
天然の素材羊毛と金属の摩擦部分はピアノのタッチの中でも大変重要な位置づけにあると思います。

本来程良い抵抗で動く鍵盤それが重い、ガタつくなどの症状になっていれば、タッチのコントロールができないはずです。




動きが悪くなる大きな原因は湿気や劣化です。
特に湿気ってしまった場合の修理のやり方が、技術者によって大きく違う、つまり将来的なピアノの授業につながります。

修理した後の状態は今まであまり検証されていませんでしたが、今回いろんな潤滑剤、本来の修理を施し徹底して検証しました。
そして現場での対応は何が最適か、ピアノを長持ちさせるかなどを今度のセミナーでお話ししようと思います。

悪い修理は結局自分に返ってきます。
お客様のための修理、大切な事です。

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Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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