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新いちょう大学校 特別講座 - 2018.11.13 Tue

ヴァイオリニスト金関環氏が1年を通して行われている音楽講座のひと枠に「ピアノのしくみ」と題して実際にピアノを分解し、ピアノの歴史、構造、ピアノ調律師の話をさせていただきました。

この新いちょう大学校は「年をとっても勉強しよう」「異世代間のコミュニケーションの深化」をモットーにNPO法人として新発足したもので、受講されているのは第一線を退かれた年配の方々でその勉強意欲は素晴らしいものでした。




アップライトピアノがありそれを使って話を広めていきます。
まず、ピアノの歴史。
これはピアノができる前の話から始まり、ピアノが発明された頃から現代までの変遷をいろんなクイズとともに知っていただきました。
ヨーロッパで生まれアメリカに渡り、そして日本へ。
大量生産時代が終わって、今のピアノの中心は中国。
皆さん興味津々に聞いてくださいました。



構造に関してはどんどんピアノを分解していき、ピアノの部品を実際に手に取っていただきました。
象牙や黒檀、膠(にかわ)の話しは子供の頃の時代にタイムスリップされたかのように話が盛り上がりました。




バイオリンも膠で接着している話をしていただきました。

最後にピアノ調律師の仕事の話。
どういう思いでピアノに取り組んでいるか。
今まで心に残ったお客様、ピアノとの出会いのエピソードを話して、ピアノには一台一台の物語があり、それを大事に長く使ってもらえるために働いているという話で締めくくらせていただきました。



終わってもピアノに関する話への質問が相次ぎ、持ってきた資料にも興味を持っていただき熱い90分となりました。

今年は調律師が主人公の映画が公開されたり、マニアックな調律師としての漫画が流行ったり、何かと注目された年でしたが、なかなかピアノ業界としては厳しい状況は変わりません。
しかし常に音楽のそばにあるピアノに興味を持って下さる方々のために何かができることは嬉しい限りです。

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Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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