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巻線のボン線直し - 2018.12.12 Wed

輸入、国産に限らず年数の経ったピアノによくある症状として低音弦の巻線の鳴りが悪くなる事があります。
鋼鉄線に銅線を巻きつけた低音弦、テンションをかけて巻いています。
テンションをかけすぎる(銅線がきつく巻かれている)と音は「ボーン」と鳴らず、「ボム」と詰まった音で響きません。これをボン線といいます。
テンションがかかってない(銅線がゆるく巻かれている)と「ジーン、ジリジリ」と雑音が含まれた音が出ます。これをジン線といいます。


このような巻線は一般的には一旦外して巻線の方向きに沿ってねじる、逆にねじるなどの作業を行い直そうとしますが作業の難しさが伴います。
その一歩前に行う作業の紹介です。





年数の経ったピアノのボン線は汚れが詰まったり、錆び、劣化が原因です。
その直し方は色々ありますが、まず弦を緩めて強打して銅線の間に詰まった汚れなどを落とします。
それをもう一度引っ張って音程を上げると音の詰まったのがなくなっています。
はっきりと「ボーン」と復活します。

年数の経った弦は緩めてもう一度音程を上げても大きくは下がりません。

国産ピアノでもよくある症状なのでお客様の家でも十分使える方法なので是非試してみてください。

これらピアノ技術に関する研修を毎月行っています。

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Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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