グロトリアン修理納品 - 2019.07.25 Thu
ご高齢になられてまだ元気なうちに施設に入居するご夫妻がお持ちのグロトリアン-シュタインヴェッヒ。
70年以上経つピアノで、今まで共に過ごしてきたので是非施設に持っていきたい、ということで寄付されました。
いろんな想い出があり、音色も大変気に入っているピアノが、これからもずっとそばにあるのが嬉しいとのことでした。
あちこちガタがきていたので、施設でいろんな人に弾いてもらいたいということで修理をして納めることになりました。

ペダル部分が今まで修理に修理を重ねていたので、正常な動きができていませんでした。
運動量が少なかったり、ペダル自身のガタがあったり、中身を全て作り直しました。


また、天秤には新しい皮を貼り、上下調整ができない突き上げ棒には工夫をして、調整できるネジを取り付けたり。
真鍮はピカピカになりました。



施設に納まって、調律を終え、再び良い響きを奏でてくれました。
寄贈された方も大変喜んでくださり、後の人生をまたピアノと一緒に過ごせる、とお話しくださいました。

ピアノの役目は大きいことを改めて知ることができました。
70年以上経つピアノで、今まで共に過ごしてきたので是非施設に持っていきたい、ということで寄付されました。
いろんな想い出があり、音色も大変気に入っているピアノが、これからもずっとそばにあるのが嬉しいとのことでした。
あちこちガタがきていたので、施設でいろんな人に弾いてもらいたいということで修理をして納めることになりました。

ペダル部分が今まで修理に修理を重ねていたので、正常な動きができていませんでした。
運動量が少なかったり、ペダル自身のガタがあったり、中身を全て作り直しました。


また、天秤には新しい皮を貼り、上下調整ができない突き上げ棒には工夫をして、調整できるネジを取り付けたり。
真鍮はピカピカになりました。



施設に納まって、調律を終え、再び良い響きを奏でてくれました。
寄贈された方も大変喜んでくださり、後の人生をまたピアノと一緒に過ごせる、とお話しくださいました。

ピアノの役目は大きいことを改めて知ることができました。
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