ミッシャ・マイスキーの椅子 - 2007.11.01 Thu
今日はミッシャ・マイスキーの60歳還暦記念リサイタルの仕事でした。
ピアノは娘のリリー・マイスキー(20歳)。
娘のリリーは二十歳なのにかなり落ち着いて見えました。
ミッシャ・マイスキーの今の奥さんはモデル出身とかで、小さいお子さんもいるようです。
う~ん複雑そうですね。
リハーサルも親子だからでしょうか、けんかのようにも見え、言い合っています。
お互い意思は強そうです。
でも演奏は息もピッタリでさすが。
ところで、ミッシャ・マイスキーのコンサートのときの椅子をご存知でしょうか。
肖像権とかで写真を撮れなかったので、文字で表現しますと、ステンレス製の銀色丸椅子で背もたれが、ステンレスの細い棒でチェロを型どって作られています。
日本のファンのある会社の社長さんがプレゼントしたところ、大変気に入られてそれをコンサートに持ち歩くようになったとのことです。
今では自宅も含め30脚持っているとかで、マネージャーさんが「これ重いんだよね、ヨーロッパでは自家用車で移動してるからいいけど、日本では持って運ぶんだよ、、、。」
「2年ぐらい経つと溶接部分が割れてきてピキッ、バキッ と本番に鳴るので2年ごとに作ってもらっているんだよね。」
大変なことです。
ピアニストでも稀に、マイ・チェアーを持ってくる人はいますが、さすがマイスキー持っている数も半端ではありませんでした。
どこかのコンサートでマイスキーを見たときにはステンレスの重たい日本製の手作り椅子も見てみてください。
写真を撮ったら警備員が飛んでくるかも。
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