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時代を語るピアノの響きコンサート 終わりました - 2020.02.12 Wed

先日の二日間、うたまくらピアノ工房での催しが終わりました。
遠くは東京から浜松からお越しくださり満席の中、熱い時間となりました。


普段工房のスペースの半分で作業を行っているところを客席にし、展示しているピアノをその時のプログラムの内容を楽しんでいただけるよう大きく配置を変えました。

これは演奏する歌枕の選曲でピアノ同士のいろんなアンサンブルがあるため、音響や呼吸の取り方などの距離感でその時ならではの配置になります。
通常いろんな演奏パターンがある場合、ホールではそのたびに楽器の配置を動かせますが、狭い限られたスペースの工房では視覚的なことや音響的なことを最後の最後まで考え抜いてすべてのピアノを最適なところに配置しました。

実はこのやりとりがいろんな発見を生みました。


通常アップライトピアノは壁に向かって置くのですが、今回は客席に向かって響板が見える状態、つまり演奏者は全く見えない位置に置きました。
ここで二台のアップライトの響きをコントロールして演奏されました。



そしてピアノの初期型のフォルテピアノと100年前のアップライトピアノ、ザイラーとのアンサンブル。
張力が小さく細い弦を小さな硬いハンマーでたたくフォルテピアノの倍音が多い響きと、まろやかな芯の豊かな響きのザイラーとの相反する性格のアンサンブルでのジプシー音楽は聴きごたえありました。

専門的な概念を取り除くやり方は専門にやっている者ほど行わないため目から鱗でした。




演奏の合間にピアノにまつわる話し、100年生きてきたピアノのその時代の話しなどを交え工房での演奏が行われました。
まだまだ前半が終えただけでこれから場所を移動して、タローネ、131歳のベヒシュタインの演奏へと続きます。

来週につづく。

● COMMENT ●

チェンバロの響き

荒木さんがバロックピッチのチェンバロで演奏する平均率1番がとても素敵でした。うたまくらで、暫し、貴族の音楽会気分が味わえた日曜日でした!

Re: 時代を語るピアノの響きコンサート 終わりました

ありがとうございました。半音低いとなぜか違和感を覚えます。笑
あまりにも現代に慣れてしまっているようです。


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Author:arakipiano
35年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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