工具製作 - 2020.04.21 Tue
オーバーホールピアノが仕上げ段階にきて整音の作業になってきています。
しかし、もっとこうしたい、こういう音に、こういう響きにと考えていますが、2台と同じピアノはないので毎回何か新しいことを考えています。
そして今回はハンマーのフェルトを柔らかくする7本針のピッカーを作りました。
以前作ったものより針の間隔が狭く、先が鋭い針を採用しました。

整音は音の下作りから仕上げまで何段階かあるのですが、それぞれの工程で使う工具も違います。
今回作ったのは最後の最後にお化粧というか綺麗にまとめる工具です。
既製のものもあるのですが、持った感じで作業しやすい自分の手の大きさに合わせ、針の間隔もフェルトのほぐれ具合を考えての間隔です。
針の特徴は表面が縦の筋が入っていて刺しやすく抜きやすい形状で、先端もかなり細くなっています。
日本の技術はすごいです。

これによりフェルトの表面にテンションがかかって硬く刺さりにくい針が7本という多さでもスッと入っていきます。
音の芯は太く、究極のppを出すと音の輪郭のはっきりした柔らかい音が出てきます。
自分の手に馴染むまでは試行錯誤していくのでしょうが、また鞄に素敵な仲間が増えました。
しかし、もっとこうしたい、こういう音に、こういう響きにと考えていますが、2台と同じピアノはないので毎回何か新しいことを考えています。
そして今回はハンマーのフェルトを柔らかくする7本針のピッカーを作りました。
以前作ったものより針の間隔が狭く、先が鋭い針を採用しました。

整音は音の下作りから仕上げまで何段階かあるのですが、それぞれの工程で使う工具も違います。
今回作ったのは最後の最後にお化粧というか綺麗にまとめる工具です。
既製のものもあるのですが、持った感じで作業しやすい自分の手の大きさに合わせ、針の間隔もフェルトのほぐれ具合を考えての間隔です。
針の特徴は表面が縦の筋が入っていて刺しやすく抜きやすい形状で、先端もかなり細くなっています。
日本の技術はすごいです。

これによりフェルトの表面にテンションがかかって硬く刺さりにくい針が7本という多さでもスッと入っていきます。
音の芯は太く、究極のppを出すと音の輪郭のはっきりした柔らかい音が出てきます。
自分の手に馴染むまでは試行錯誤していくのでしょうが、また鞄に素敵な仲間が増えました。
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