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YAMAHAタローネモデル - 2021.04.16 Fri

YAMAHA C3タローネモデル1970年(昭和45年)のオーバーホールをしています。

このモデルを見るのも触るのも初めてなのですが、うたまくら社には歌枕直美所有のタローネがあるためそれと見比べることができ、どこをどう似せているかわかるのです。
15年前位にイタリアからやってきたタローネは180cmという大きさで生涯一番多く作られたモデルです。といっても700台余りです。

最大の特徴は響板、どこまでタローネの設計が反映されているか。


アクション、鍵盤は今のYAMAHAと変わらないのでボディーでどこまでタローネライズされているか。



低音側の端は余分な響きができるため、あえて響かせない構造です。
丸く囲っています。
タローネは響板表も端をスクレーパーで削いでいて響板を丸く使っています。
ヤマハはそこまでの手間隙かけていないので表はそのまま。


響棒の端を薄く長く削いでいるのも特徴です。

弦割は弦の番手を太くしてテンションを高くしています。
響棒も太いのです。



弦圧の調整をするための部分も同じように作られています。
今ではこのような仕組みは支柱に直接ねじ込んでいます。

さて、このタローネモデルはどのような音が出るでしょうか。
もうしばらくできてからです。

● COMMENT ●

音を決める部分は

素人目にはタローネを模して小細工を加えた感じがしますが、これが普通のモデルと比較してどう音に影響があるのか興味大です。

Re: YAMAHAタローネモデル

大企業が小さな小さな工場のノウハウをどこまで取り入れるのでしょうか。音として現れるのを楽しみにしています。


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Author:arakipiano
37年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
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