ベヒシュタイン 9 1925年製 - 2007.10.15 Mon
このピアノはH様が昨年購入してくださった物ですが、珍しくずっと日本にある物でした。
つまり1925年、大正14年から日本にあり戦時中も焼けずに残っていたわけです。
つまり1925年、大正14年から日本にあり戦時中も焼けずに残っていたわけです。
戸塚さんの著書「ベヒシュタイン物語」によりますと、当時このピアノは2000円、物価がわかりませんが家が建つくらいの金額と聞いた記憶があります。
当時はヤマハがベヒシュタインの総代理店をしていました。
また、ベヒシュタインから技術者を呼んで技術の指導を受けていたのです。
詳しくは下記ページをご覧下さい。
http://www.utamakura.co.jp/piano/kikaku/070218/kikakushowa.html
当時はヤマハがベヒシュタインの総代理店をしていました。
また、ベヒシュタインから技術者を呼んで技術の指導を受けていたのです。
詳しくは下記ページをご覧下さい。
http://www.utamakura.co.jp/piano/kikaku/070218/kikakushowa.html
そしてこのピアノはぼろぼろの状態で、弦の間には松の枝が挟まっているくらいの汚れようでした。
ん、しかし、よく見ると松ではありませんでした。
それはトカゲの白骨化した物が挟まっていたのです。
ん、しかし、よく見ると松ではありませんでした。
それはトカゲの白骨化した物が挟まっていたのです。
とにかく汚れを拭いたりしてきれいにしていると、このピアノは部品が殆どオリジナルのまま使えるということがわかりそのような修理をさせていただきました。
作曲をされているH様もいろんなピアノを探された中でこのピアノの音色に魅せられて購入してくださったわけですが、優しい弾き方で、ピアノに語りかけるように弾いておられます。
いろんなピアノが消えていく中、次の弾き手が見つかったピアノは本当に幸せだと思います。
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