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武生国際音楽祭2022 - 2022.09.20 Tue

今年で33回目となる福井県の武生国際音楽祭、今回も舞台袖で協力させていただきました。
コロナを乗り越えた武生国際音楽祭2022。
3年ぶりに海外からのアーティストも来てくださり賑やかな音楽祭に戻りました。

クラシックから今まさに作曲して初演を迎える曲までの幅広さで、それぞれに想いがぶつかる現場です。

私の仕事はお客様に向けて音楽が放たれるすぐ裏をスムーズに動かすこととピアノ、チェンバロの状態を整えることでした。


音楽監督の細川俊夫さんとコンサートプロデューサーの伊藤恵さんからの広がるアーティスト、作曲家などの人材は凄いの一言です。
演奏いただいたいっぱいのアーティストの方々、披露いただいた作曲家の方々ありがとうございました。



私的にはピアノはもちろん、今年はチェンバロも加わりまして、現代音楽でピアニスト(または作曲者)からの要望でピアノに対してのプレパレーション製作、譜面台作製(今年は横移動式譜面台)ほか諸々。



これらはアーティストが音楽を追求する限界を一緒に携わらせていただけるという特典でもあります。
公演の本番が終わって拍手の中、袖幕を開けて迎え入れるときには涙が出ました。



また、舞台袖工房(自分で勝手に呼んでます)では各楽器の修理や小物作製で賑わっていました。
最高の音楽現場のすぐ横で支えているという幸せは若い世代のボランティアや同業者に共有できるものだと思います。



体力の限界も感じた今年の音楽祭、来年も行う予定とのこと、今から楽しみです。
武生国際音楽祭推進会議のみなさん、越前市文化センターのみなさんボランティアスタッフとの連携で成り立つ音楽祭、若い世代にも繋げていきたいです。

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Author:arakipiano
38年ピアノ技術者として世界中のピアノを見てきました。
ピアノがピアノだけで終わらない、人とのかかわりの中で、心に残るいろんな出会いをご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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